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2008/05/14(水) 06:15:44

ええっ 樹齢160年!プレ・フィロキセラ!自根!ロモランタン100%?

大変面白いワインが入荷しました。

 ここ数年に渡り 樹齢100年以上のぶどうの木から作られたワインにはまった

山猫のアンテナにここ最近かなり面白いワインが7-8種類ひっかかってきました。

下記紹介はその一つですが、この生産者のワインはかなり面白く、

世界中の多くの方が初めて体験する美味しさを経験させてくれると確信します。

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そのうちスーパーお得なワインの企画で

アンリ マリオネ シリーズなどやりますので請うご期待

(マリオネのワインを4-5本まとめて飲んだら楽しいですよ?)

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生産者は フランス の アンリ マリオネ氏です。

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ロバート パーカー j氏によるこのワインのコメント

 

ロバート パーカー j氏によるこのワインのコメント
・・・以前にも述べたように,マリオネのプロヴィニャージュは,今から約160年前の

プレ・フィロキセラのロモランタンのブドウ樹から造られたもので,このワインについて

述べるためには,オーバーなくらい沢山の空気に触れさせる必要がある。案の定,

2000VTも相当量の空気を取り入れて,やっと開いた。私(ロバート・パーカー)がこの

ワインに期待していた通りのレッド・ベリー(主にラズベリーや赤スグリ)のアロマと,

傑出した力強さ,深み,余韻の長さが表れてきた。

ラベルの訳
1850年に植樹されたプレ・フィロキセラのブドウ樹。
 ロモランタン品種は,ロモランタン村の周辺に植樹するためにブルゴーニュ地方

から8,000株の苗木を取り寄せたフランソワ1世によって,1519年にこの地方に

持ち込まれました。
 フランソワ1世は,そこに豪奢なシャトー(城)を築城しようと計画していたため,

ブドウ樹が植樹されたのですが,結局,シャトーはシャンボールに築城されました。
 専門家たちは,このブドウ樹の非常に高い樹齢を確証してくれました。つまり,

フィロキセラが現れたのが1870年以降であるため,このブドウ樹は接ぎ木されて

いないのです。
ワインは大変複雑で,長命な熟成タイプで,全く並外れています。私たちの歴史の

1ページを飾り,フランスの文化遺産の1つとなるワインです。

アンリ マリオネ氏の解説
・・・1998年3月,私のドメーヌの近くに住む老人が私を訪ねてきました。

彼はブドウ栽培から引退するため,自身の4.5ヘクタールの畑を私に

引き継いでもらえないかと会いにきたのです。信じられないことに,

その畑の中心部に,非常に古い区画が存在したのです。言い伝えによれば,

1850年頃に植樹されたロモランタン品種の区画とのことでした。ロモランタン

品種は,1519年にフランソワ1世によってこの地方にもたらされた著名な

品種で,現在は,クール・シュヴェルニィのアペラシオン(AOC)で,

わずかに栽培されています。

 この年老いた造り手の言うことを確かめるために,私はアンジェ市の

ONIVINS(全仏ワイン協会)の元鑑定人で,ロワールのブドウ畑や苗木の

検察官であるギヨ氏を招聘しました。彼は,大変オロ時,切り株2本を,

世界で最も偉大なブドウ学者であるモンペリエ大学のブバル教授に送りました。

2人とも植樹された正確な年には言及しませんでしたが,ブドウ樹賀フィロキセラ禍に

遭う前のブドウ樹で,1870年以前に飢えられたものであることに間違いないことを

確証してくれたのです。つまり,接ぎ木されていないこの 区画は,19世紀後半に

フランスのすべてのブドウ畑を荒廃させたフィロキセラの害から免れたのです。

ブドウ樹は現在も素晴らしい状態にあり,おそらくフランスで最も古いとされる

2,3のブドウ樹の1つであることに間違いありません。

 こうして,1998年の秋,私はこのブドウ樹から初めての収穫を行いました。

0.36ヘクタールの区画から凡そ750リットル,900本をボトリングし,この

稀有なキュヴェを“プロヴィニャージュ”と命名しました。なぜなら,フィロキセラ

以前には,プロヴィニャージュはブドウ樹を増やし,欠陥のある株を取り替える

方法だったからです。この技術はガーデニングで使われている取り木の技術と

比較することができます。フィロキセラの発生以前は,ブドウ樹にも応用できる

技術だったのです。

 私が想像した通り,出来上がったワインはこの地方で味わえる通常の

ロモランタンとは全く異なる性格を持ち合わせるものでした。プロヴィニャージュ

は味わいがより豊満で肉付きが良く,ハチミツやノワゼット(はしばみ)の

アロマを持ち合わせています。ロモランタン品種から生まれるワインは,

通常酸味が非常に強いのですが,プロヴィニャージュにおいては,それが

ワインの豊満な味わいによってかき消されています。ハーモニーは完璧ですが,

味わうにはもう少し待った方がよいのではないかと思われます。いずれにしても,

このワインは,むしろ伝統的な熟成タイプのワインのように思われますが,

酸味は少なく感じられ,すでに十分に印象的な魅力があります。

 このワインは,ロワール河や周辺の支流で獲れる魚を用いた料理に最適です。

若しくは,モリーユ茸をふんだんに使ったクリーム仕立ての鶏肉に合わせても

宜しいかと思います。また,お肉でしたら白身肉に,アスパラガスの料理とも

素晴らしいハーモニーを奏でることでしょう。サヴォア地方やスイスのハード・タイプ

のチーズもお勧めです。

 私はこのワインを,人類の遺産のなかの保護された宝物であると思っています。

ある種の感慨を感じることなく,このワインを味わうことはできません。とりわけ,

ルイ・フィリップ(フランス王。在位:1830-1848年)と同時代にこのブドウ樹が

植樹されたことに思いを馳せるとなおさらです。

 

     と、まあ、こんな感じです。

何かわくわくしてきませんか?

大きなグラスにったっぷり目に注いだこのワインを

1時間くらいかけて楽しむ。贅沢な時間の使い方ではありますが、、、。

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  さて、150-160歳以上の他のワインも、入手していますが、、またおいおいと、、。

     あ、そうそう、15日ー18日の

スーパーお得なワインの企画 シーズン1 メルロー編で

   やはり、プレフィロキセラの150歳の古木100パーセントのワインが出ますよ。

      16日17日は満席ですが、15日18にちは、思いっきり暇ですので

ぜひぜひいかがでしょうか?

 お気軽なメルロー 旨いメルロー 相当旨いメルロー 樹齢80年のメルロー

 そして、これは100パーメルローではないのですが、

  フランス ボルドーにたった0,8ヘクタールだけが残った

プレフィロキセラの150年の古木 メルロー カベルネソーヴィニョン カベルネフラン マルベック

の原種の木からの (つまり160年位前に典型的なメルローを主体にした

ボルドーブレンドな混植の畑そのままのブレンド)のワインがでます。

  しかも歴史的 ファーストビンテージです。

   15日 18日 ご都合の良い方々 ぜひお見逃しなく。

    090-6574-1242  山猫軒まで





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