百科事典的に言えば、
日本の源牛 日本最初の牛 天然記念物
現在100頭が現存する すべての和牛の元
世界一美味い牛 健康体そのものが霜降りの牛
、、と言ったところでしょうか?
では実際には 「和牛」とどう違うのか?
「ざっくりと」お話ししますと、
見島牛に外国牛を掛け合わせていろんな牛ができていく過程の牛を「蔓牛」と総称します。竹の谷蔓牛とか、00村蔓牛とか、00庄屋様蔓牛とか、、無数にあります。で、明治に、大きな品評会があり、そこで、田尻松蔵さんという方の「田尻号」が優勝し、まあ、この辺で十分でしょ。ということになりこの牛の精子からすべての種付けが行われます。それが、黒毛和牛=但馬牛と名付けられ、「日本最初の和牛です。」ということになったわけです。現在の和牛の、99、99パーセントが、(まあ、多分100パーでしょうけど)田尻号の枝な訳です。
では、
肉質的には、見島牛と和牛は、どう違うのか、、。
姿は牛ですが、
味的には、全く違う生物です。
羊や鹿や牛は同じ仲間であり
僕らが食べる肉の中では、最も脂が重い動物で、
鹿羊牛→豚→とり→かも→うま→魚類→すっぽん
、、、な、順番で、油の食感は軽くなっていきますが、
その先に(軽く感じるもの)に、熊 がいます。
で、、実は、ほとんどクマと同じ脂を持つのが、
見島牛、、なのです。
1400年、、日本という特殊な環境は、
「全く想定外に」
世界に類を見ない特殊な牛を作り上げてしまった、、。
明治に、「牛鍋」を食べた人たちは、
実は世界最高の牛肉を食べてしまったんですね。
牛を食べなかった国が、今や、、
「オー、ジャパニーズ スキヤキー」
と、なんと外人までがハマる
牛肉大好き国民になってしまったきっかけが、
この、見島牛です。
普段、あまり、牛肉を使わない
山猫軒で、牛肉がメインの時に出るのは、
ほとんどこの見島牛ですが、
年に、3〜7頭くらいの出荷しかないので、
ある時にぜひお召し上がりください。
あと、
見島牛に特化した
テイクアウトセット
(もちろんいつも通り全国発送します)
を、超お得に、計画中ですので、
乞うご期待ください。




スポンサーサイト